▼▼ Homepageを見せるという事 ▼▼
HomepageはWWW上において公表するものです。
WWWには数多くの見知らぬ人が接続しています。
つまり、自分のHomepageを見るのがどのような人なのかまったくわかりません。
ですから、Homepageを作る際には訪問者のことを考えた作り方をしなければなりません。
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画像
飾りというだけでなく、Homepageをわかりやすくするためにも、
画像というのはとても大事なものです。
文字だけでは読み手のやる気を失わせるという事は、
三木先生の弁を借りるまでも無く、皆さんご存知のことと思います。
しかし、Homepageにおいて画像は注意して扱わなければならない存在なのです。
みなさんはWordや一太郎でレポートを書いたことがあるでしょうからわかると思いますが、
画像を利用するということは、非常にファイルのデータ量が大きくなるという事です。
先に述べたように、Homepageを見る人の環境はさまざまですから、
このデータのサイズというものには注意が必要です。
そしてそのデータサイズを大きくする一因として画像ファイル
があるわけです。
なぜかはわかりますね。それはテキストデータと比べてサイズが大きいからです。
さらに画像データのサイズはやり様によって大きくも小さくもなるからです。
三木研のMIKILABという画像は248*83ドットです。24ビットカラーの画像ですので、
単純に計算すると248*83*2^24=345342214144ビットのデータになります。
もうなにがなんだかわからないサイズです。しかし実際はわずかに4.53KB。
これは画像の保存形式のおかげで、この画像はJPEGという形式で保存されています。
画像の保存形式にはそれぞれ特性があり、
それを理解していればこのような結果を出せるわけです。
そういう訳で、やりくり次第でサイズを変えられる画像が、
軽いページを作る際の一つのポイントになるわけです。
では実際に、どのようにやりくりすればよいのか、見てみましょう。
現在WWW使われている画像形式はGIFとJPEGの二つといって過言ではありません。
そして、この二つの保存形式はまったく異なるものです。
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GIF(*.gif)
モノクロは256階調、カラーは256色までの色を扱う事ができ、
イラストなどの色数が少ない画像データの保存に適しています。
背景を透明化する透過GIFや、徐々に画像を表示するインターレースGIFなどがあります。
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JPEG(*.jpeg , *.jpg)
画像の圧縮率が高く、画質の低下が少ない。
徐々に画像を表示するプログレッシブJPEGとい形式もあります。
主に写真などの色数を多く含んだ画像を保存するときに使われます。
イラスト系 |
写真系 |
GIF:1.45KB |
JPEG:3.58KB |
GIF:10.4KB |
JPEG:3.98KB |
ご覧のとおり、画像のタイプによって圧縮率が明らかに異なっています。
圧縮率だけでなく、画像そのものもよくみると違っています。
コピーしてペイントなどに貼り付けて拡大してみてみるとよく分かります。
データ量の大小だけでなく、きれいな画像を表示するという目的においても、
画像の保存形式の理解が必要だということをわかっていただけたでしょうか。
ちなみにGIF形式は、特許をもつUnisysが特許契約を求めているので、
それに変わる保存形式が待たれています。
現在の筆頭はPNGですが、まだGIFに取って代わるというは先のようです。
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