▼▼ Homepageを見せるという事 ▼▼
HomepageはWWW上において公表するものです。
WWWには数多くの見知らぬ人が接続しています。
つまり、自分のHomepageを見るのがどのような人なのかまったくわかりません。
ですから、Homepageを作る際には訪問者のことを考えた作り方をしなければなりません。
■■■ 軽いページ

HDDにあるファイルを読むのならばいざ知らず、
Networkを通じて読むにはデータサイズを気にしなければなりません。
特にHomepageを見る人の環境はさまざまですから、 Homepageのデータサイズには注意が必要です。

アナログ回線デジタル回線
回線速度(1000Bit/sec)28.8kbps64kbps
回線速度(1000Byte/sec)3.6KB/sec8KB/sec
3秒で読めるファイルサイズ10.8KB24KB
60KBのファイルを読み込む時間17秒/TD>7.5秒

ちなみに三木研のHomepageのHTMLファイルのサイズは4.33キロバイトです。
また、HomepageにはHTMLファイルだけでなく、画像等もついてくるので注意が必要です。
ちなみに「MIKILAB」と書かれた画像で4.53キロバイトです。
結果的に三木研のHomepageを見る場合は、4.33+4.53=8.86キロバイトのデータを読まなければならないわけです。
(実際はもっと多くの画像データを使っているので20キロバイトくらいになります。)

「それでも遅いアナログ回線ですら3秒もかからないじゃないか。」
と、思われるかもしれません。が、ちょっと考えなければならない点があります。
あくまで回線速度は回線で流せることができる最大データ量/秒を表しています。
ご存知のとおり、Internetにおいてデータはパケット通信で送られています。
パケットという事は各プロトコルにのっとったデータがパケットに付いてくるわけです。
つまり単純に3.6KByte/secといっても、
純粋にHomepageのデータを3.6KB/secで送ってくれるわけではないのです。
また、道路に交通渋滞があるように、データの道路であるNetworkにも渋滞があります。
必ずしも高速道路が高速でないように、デジタル回線だっていつでも64Kbpsではないのです。

我々は研究室という恵まれた環境でInternetに接続しているため、
あまりデータサイズを気にする必要がありませんが、
先ほども延べたように、Homepageを作る場合は見る人の環境を考えなければなりません。
(別に早い回線を持っていても、データが軽いにこしたことはありません。
そのためにも軽いページを作る必要があります。
軽いページを作るために気を付けるべき点をいくつか上げます。

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