知的システムデザイン研究室におけるホームページ作成に関するガイドライン

1.はじめに

同志社大学工学部知識工学科 知的システムデザイン研究室( Intelligent Systems Design Laboratory, 以下 ISDL )では、mikilab.doshisha.ac.jp (以下 mikilab )および www.is.doshisha.ac.jp(以下 is )においてhttpによる情報公開および発信を行っている。本ガイドラインはISDLに属する個人がホームページを作成しmikilabおよびisにおいて情報発信をする際に遵守すべき事項をまとめたものである。 なお,mikilab に個人ページを置く者は,トップページに本ガイドラインへのリンクを作成しておくことが義務づけられている。これによりその個人は本ガイドラインを遵守しているとみなし、もしガイドラインに規定された事項を遵守しないためにトラブルが発生した場合にも、全責任はページを作成した個人に属するものとし、ISDLには一切の責任はないものとする。

2.公開の目的と内容

ISDLにおけるmikilabおよびisにおける情報公開は教育および研究の促進および支援を目的としたものである。ここでは各個人の行っている研究の紹介などだけでなく、ページを作成することによりISDLに属する各個人がネットワークなどの関連技術の向上および習得することなども含めているものとする。ただし、ISDLの教育および研究活動を著しく妨げるようなISDLに対する誹謗、中傷を行うようなページの掲載は認めない。また、商用を目的とするページ、知的所有権を損なうようなページ、プライバシーを尊重しないページ、閲覧者が不快に感じるであろうページへリンクを作成することも認めない。

3.著作権の所在と知的所有権の尊重

isおよびmikilabで発信する情報の著作権はISDLにあるものとする。ただし,mikilabの各学生が個人的に公開しているページのうち研究に関連する項目以外の著作権は,本ガイドラインを遵守している場合,各学生が所有するものとする。もし遵守されない場合,ホームページ担当が注意を各個人に行う。それでも遵守されない場合,強制的に削除するものとする。

4.閲覧者への配慮

mikilabおよびisでの情報発信の対象は通常は限定しない。ただし、情報内容によっては学内、ISDL内に制限するよう技術的配慮を行うべきである。例えば、

  • 学外からは全く無価値な情報
  • 計算機など同志社大学が所有し、盗難のおそれのある動産の設置箇所

などがそれにあたる。また、各個人および他人のプライバシーは尊重しそれらに関する情報は慎重に取り扱うべきである。さらに多数の閲覧者が不快に感じるであろうと考えるページは掲載しない。

5.関連規則の遵守

mikilabおよびisはdoshisha.ac.jp下において情報発信を行っているため各個人は以下の同志社大学学術情報センター規則を遵守しなければならない。また、これらの規則のうち、特に重要な項目は抜粋する。

  • ホームページによる情報公開に関するガイドライン
    • 知的所有権の尊重・・・情報発信に際して、著作権等の知的所有権を侵害してはならない。たとえばインターネット上に存在する情報について、複製が容易であるという理由だけでコピーすることは認められない。また、リンクを張ることを条件にした複製の許可等それぞれの使用許諾条件には十分注意を払う必要がある。
  • ホームページ作成上の注意
    • 作成者等の明記・・・作成したコンテンツには、作成者または責任者を明記するとともに、著作権に関わる適切な表示をすべきである。第三者による複製、引用等に関しての使用許諾条件を明記すべきである。
    • 連絡先の明記・・・ホームページが一方通行の情報提供に終始しないために、利用者の意見が汲み取れるよう、作成者の電子メールによる連絡先、連絡方法等を明記すべきである。
    • 利用者制限の注記・・・ユーザやアドレス等を特定することにより、利用者を制限しているページへのリンクに際しては、その旨の注記を付けるべきである。

6.技術的詳細

以下は各個人がホームページを作成する際に遵守すべき項目ではないが、配慮されるべき点である。

6.1.閲覧環境への配慮

ホームページは多くの人に向けて発信されるメディアである。このため、できるかぎり閲覧者の環境に依存しないページにするべきである。

  • ブラウザ差分

    Webのページが普及するに連れ、Internet Explorer Netscape Navigatorなどのブラウザ独自の規格によるマルチメディアの取り込み、レイアウト表示の独自性などを競う『ブラウザ戦争』が激しくなった現在、どのプラットフォームでも閲覧可能なホームページ作成が望ましい。HTMLを管理するW3C(World Wide Web Consortium)の下部組織WAI(Web Accessibility Initiative)『Webコンテンツアクセシビリティガイドライン1.0』を勧告している。

  • ディスプレイ

    高解像度のディスプレイでしか一度に見られないような画像を置くということは、読者を制限することになる.ノートパソコンなどの解像度の低い画面でも楽しめるものは、高解像度でも楽しめる。作成者側の環境に合わせて作ると、

    • 無意味な改行が多い
    • 文章全部センタリングしている
    • # 文章が重なり合ってしまってる

    などの見苦しいテキスト配置になってしまう場合があり、プレビュー時にブラウザの大きさをいろいろと変更してチェックする必要がある。

  • 通信速度

    我々の研究室では、LANを用いてネットワークにアクセスしており、さらに外部との通信にも専用回線を用いた高速環境である。しかし、一般には電話回線を利用したADSLやISDL環境もいまだ多く、十分な通信速度が得られない場合もある。ダイナミックなページ作りは見る人を惹きつけるが、必要以上にサイズの大きなページや、Java・音・動画などに凝りすぎたコンテンツは極力避けるべきである。

6.2.閲覧者への配慮

  • 外部の人のためのウェルカムページ

    各個人のホームページの構造は、作者のみが知っていることになる。したがって、ページの肥大化にともない、閲覧者の必要とする情報がどこにあるのか、閲覧者が発見しづらくなってゆく。そのため、トップページからの統制のとれた階層構造も重要であるが、「私のページの歩き方」のような道案内的なページを1つ設けるのも必要である。また、リピーター(何度も訪れてくれる人)のために、更新情報は必ず載せるべきである。

  • 迷わないサイト構造

    最近はロボット系のサーチエンジンも増加し、また中にはトップページ以外のページにリンクを張るユーザーもいると思われる。そこで、トップページ以外のページからでも、できる限り簡単にトップページに戻ることができるようにするべきである。特にロボット系サーチエンジンからくる閲覧者は、キーワード検索で訪れてくれた人であるので、ページの内容に関心のある可能性が高いといえる。これらのユーザーは大切にするべきである。

6.3.管理者として注意すべき事

  • 他ページにリンクを張る

    リンクを張る際は十分に注意を払うべきである。個人ページの中には、リンクを禁止しているページや、リンクする際のメールを義務づけているページもある。また、リンクフリーのページでも、リンクの依頼が来れば作者の励みになるので、自分のページから他人のページにリンクを張る際には、リンク依頼メールを送る事が望ましい。リンク依頼のメールには、リンクを張るページのアドレスと、自分のページのアドレスを明記し、リンクを張りたい理由などを載せるとよい。また、多くのページはトップページ以外にリンクを張られることを嫌うことが多い事も知っておく必要がある。

  • 著作権・肖像権などを侵害しない

    ネット上には、自分のページに使いたい画像や写真が多数存在する。しかし、これらのすべてに著作権や肖像権が存在する。中には個人での利用を認めているものもあるが、その場合は各ページにある利用上の注意などを熟読する必要がある。

  • プライバシー問題

    ホームページには、日記などで現実の状況を書いてしまいがちだが、この際には自分自身のプライバシーはもちろん、特に他人のプライバシーに気をつけるべきである。例えば、

    • 今日はOOのバイト先のXXに行った。
    • バイト先のOOと飲みに行った。

    等は、OOのバイト先が特定されてしまい、非常に好ましくない。ホームページはどこの誰が見るかわからないメディアであり、犯罪者・ストーカー・敵意を持つ人等が見ている可能性も十分にあり得ることを認識しておくべきである。

  • 更新・不要情報の削除

    ホームページ作成者は、発信した情報の責任を最後まで持つべきである。古い情報を放置してしまうと、閲覧者に混乱を与えたり、ロボット系サーチエンジンで検索する人の妨げになってしまう。このようなことを避ける上でも、不必要になった情報や、現在と異なる情報などは適宜削除するべきである。また、リンクページのリンク先がページを移動した際など、リンク切れを出さないためにも、適宜更新する必要がある。

6.4.掲示板やブログの運営についての注意

個人のページに掲示板やブログを設置した場合、設置者は責任を持って内容の管理を行わなければならない。

  • 管理人は書き込まれたすべての内容に対して全責任を有する

    掲示板やブログの管理者は、個々の書き込みに対して一切の責任を有している。すなわち、ガイドラインに抵触するような書き込みを行わせない必要がある。また、万が一そのような書き込みがあった場合、管理者はすみやかにその内容を削除し、二度とそのようなことが起こらないように十分注意すること。これらの件について一切の責任は、掲示板やブログの管理者が負う。

  • その旨を閲覧者側に周知徹底しなければならない

    上記の通り、管理者は責任をもってその書き込みを削除しなければならないが、いきなり削除したのでは閲覧者はどのような基準で削除されたのかが分からず困惑する。そこで、管理者は事前に「このような書き込みに対しては予告なしに削除することがある」ということを閲覧者に示しておかなければならない。

  • 削除予告は必要ない

    「このような書き込みはやめてください」のように反応するのは一見丁寧で好ましい対応のように思えるが、そういった書き込みをしてくる人は概して管理者のそういった反応を楽しんでいることがあるので、いっさい予告せずに削除する方がよいと思われる。

  • タグの使用は禁止する方が無難である

    書き込みにタグの使用を許可することで、掲示板やブログは賑やかで楽しいものになることは事実であるが、同時に不適切な画像へのリンクが作成されてしまうなどの危険性もはらんでいることを知っておかなければならない。こういったトラブルを未然に防ぐ方法として、タグの使用を禁止するべきである。

6.5.その他の注意点

  • 機種(OS)依存文字を使ってはならない。
  • ファイル名には漢字、特殊文字、 空白は使ってはならない。つまり、アルファベット、数字、アンダーバー、ハイフンのみを使うこと。

以上のことは必ず守るようにして下さい。
* 機種(OS)依存文字の例を以下に示す。

6.6.参照サイト

ネチケットホームページ
http://www.edu.ipa.go.jp/mirrors/togane-ghs/netiquette/#doc1
リンク依頼のメールの書き方
http://www.cgh.ed.jp/netiquette/weblink1.html
ネットワーク時代の知的所有権入門
http://www.imasy.or.jp/~ume/copyright-ml/inetmag/
とほほのWWW入門
http://tohoho.wakusei.ne.jp/www.htm
ネチケット千夜一夜
http://roadist.in.coocan.jp/netiquette/