2004年度 基礎ゼミ 【知的システムデザイン研究室】

第2回 ホームページゼミ

ゼミ担当者: 朝山絵美,平岩健一郎,西村 悟,小國 寿将
指導院生: 平井 聡,高畑 泰祐,池田 聡
開催日: 2005年 月 日



1 PukiWikiのインストール

1.1 PukiWikiのダウンロード

PukiWikiはPUKIWIKI.ORGからダウンロードすることができる.ここでは最新版の1.4.5をダウンロードする(2005/5/30現在).

アドレスは以下の通り.

http://prdownloads.sourceforge.jp/pukiwiki/12962/pukiwiki-1.4.5_1.zip

1.2 pukiwiki.ini.phpファイルの修正

ダウンロードしたpukiwiki-1.4.5_1.zipファイルを解凍し,できたpukiwiki-1.4.5_1フォルダを「wiki」というフォルダ名に変更する.

そのフォルダの中のPukiWikiの設定ファイル「pukiwiki.ini.php」を秀丸で開く.

ここからは,秀丸の「その他」メニューの「設定」→「詳細」→「行番号表示」を選択したものとして話を進める.

97行目に

// Site admin's name (CHANGE THIS)
$modifier = 'anonymous';

とあるので,

$modifier = '[あなたの名前]';
(例:$modifier = '平岩健一郎';)

に変更する.

また,100行目に

// Site admin's Web page (CHANGE THIS)
$modifierlink = 'http://pukiwiki.example.com/';

とあるので,ここを

$modifierlink = '[あなたのサイト名]';
(例:$modifierlink = 'http://mikilab.doshisha.ac.jp/~khiraiwa/index.html';)

と変更する.

最後に157行目の

// CHANGE THIS
$adminpass = '1a1dc91c907325c69271ddf0c944bc72';


$adminpass = md5('[あなたのパスワード]');
(例:$adminpass = md5('K1I2L3E4E5K6');

に変更して保存する.

1.3 アップロード

WinSCPでmikilabにアクセスし,/home/[あなたのID]/public_htmlディレクトリ以下にコピーする.

例として,/home/khiraiwa/public_htmlにwikiのディレクトリをアップロードした図を載せる.

成功すると,Fig1の赤丸の中のように表示される.

Fig1.アップロード

1.4 パーミッションの変更

wikiディレクトリ内の「wiki,diff,backup,cache」の四つのディレクトリのパーミッションを777にする.

まず,パーミッションを変更したいディレクトリの上で(Fig2ではbackup)右クリックすると,Fig2のように表示されるので,赤丸の中の「Properties」を選択する.

Fig2.パーミッション変更その1

するとFig3のようなウインドウが表示されるので,赤丸内のように全てにチェックを入れることで,パーミッションを777に変更することができる.

同様に,「wiki,diff,backup,cache, counter, attach」ディレクトリのパーミッションをすべて777に変更する.その他のディレクトリは755. ファイルのパーミッションは以下の規則に従う.attach/* = 666, backup/* = 666, cache/* = 666, diff/* = 666, face/* = 644, image/* = 644, plugin/* = 644, skin/* = 644, trackback/* = 666, wiki/* = 666, *.php = 644, *.lng = 644, *.txt = 644

Fig3.パーミッション変更その2

1.5 PukiWikiへのアクセス

以上が終了すると,ブラウザに

http://mikilab.doshisha.ac.jp/~[あなたのID]/wiki/pukiwiki.php(例:http://mikilab.doshisha.ac.jp/~khiraiwa/wiki/pukiwiki.php)

を入力することで自分のPukiWikiにアクセスすることができる.

1.6 PukiWikiのカスタマイズ

PukiWikiのトップページの名前はpukiwiki.ini.phpの104行目にある

$defaultpage = 'FrontPage';

のFrontPage部を変更し決めることができる.

$defaultpage = 'MIKILAB'

だと,トップページ名はMIKILABとなる.

また,87行目にある

// Title of your Wikisite (Define this)
// and also RSS feed's channel name
$page_title = 'PukiWiki';

のPukiWiki部を同様に変更することでブラウザのタイトルバーに表示される名前を変えることができる.

2 Movable Typeのインストール方法

2.1 ダウンロード

Movable Typeのソースをhttp://www.movabletype.jp/からダウンロードする.
そのためにはこのサイト内の,https://secure.sixapart.jp/mt/drp?__mode=confirm&sku_code=mtpj001301からTypeKeyのアカウントを作成しなければならない.
「ログイン名,パスワード,パスワード(確認),メールアドレス,ニックネーム,画像の文字や数字」を入力した後,一番下の「TypeKeyのサービス規約に同意します.」にチェックを入れ,Sign Upする.(Fig.4参照)
パッケージの種類を"フル・パッケージ"に選択し,アーカイブの種類は"ZIP形式"を選択すればよい.

Fig4.TypeKeyのアカウント作成



2.2 解凍

ダウンロードしたMT-3.151-full-lib-ja.zipを解凍し,ソースをインストールするディレクトリをmikilabに作成する.

http://mikilab.doshisha.ac.jp/~ユーザ名/ディレクトリ名
(例) http://mikilab.doshisha.ac.jp/~khiraiwa/mt/

http://mikilab.doshisha.ac.jp/~khiraiwa/mtにインストールしたい場合,/home/khiraiwa/public_html/に「mt」というディレクトリを作成し,その中にソースをコピーする.ここで,パーミッションを確認する.ディレクトリや.cgiファイルは755,その他のファイルは644にする.また本マニュアルでは,ユーザ名を"khiraiwa",インストールするディレクトリ名を"mt"として,設定を行っている.



2.3 設定

Movable Typeの設定には,MT-3.151-full-lib-ja.zipを解凍してできたmt.cfgファイルを編集することでできる.



2.4 チェックと初期化



2.5 Movable Typeの実行

mt.cgiにアクセスしてログインする.ブラウザで,http://mikilab.doshisha.ac.jp/~[ユーザー名]/mt/mt.cgiにアクセスするとログイン画面が表示される(Fig5).ログイン時において,ユーザ名をMelody,パスワードをNelsonと入力するとログインができる.その後,プロフィールの編集を選択し,ユーザ名とパスワードを変更する.ログイン後の画面をFig6に示す.

Fig5.ログイン画面


Fig6.ログイン後の画面



2.8 Weblogの構築

既に"First Blog"と呼ばれるblogが存在するので,始めにWeblogの構築をする.FIRST WEBLOGをクリックし,左の真ん中にある「ウェブログの設定」をクリックする.ここで,今後作成するWeblogのサイトパスを決める必要がある.以下に設定例を示す.

ローカル・サイト・パス : /home/khiraiwa/public_html/mt
サイトのURL : http://mikilab.doshisha.ac.jp/~khiraiwa/mt/

これにより,"FIRST BLOG"というblogが,http://mikilab.doshisha.ac.jp/~khiraiwa/mt/に格納される. さらに,archivesパスを決める必要がある.以下に設定例を示す.

ローカル・アーカイブ・パス : /home/khiraiwa/public_html/mt/archives
アーカイブのURL : http://mikilab.doshisha.ac.jp/~khiraiwa/mt/archives/ 

archivesパスは,ファイルのアップロードした際にファイルが格納されるディレクトリである.

これで,「変更を保存」し,「再構築」を行えばWeblogの基本の構築は終了である.



2.9 アクセス制限

アクセス制限に関しては第二回ホームページゼミレジュメ参照.

2.10 スパムコメント対策

http://museion/manual/MT/mt.html参照.