レポートページ
Linux環境におけるRDMAの現状
- 日時:2006年11月1日
- 著者:高畑 泰祐
- 概要:ISDL Report No.20060811007ではRDMA (Remote Direct Memory Access) 技術の概要について触れ,Windows CCSでの利用について述べた.
本報告ではLinux OSでのRDMA対応について調査した.
高速ネットワーク技術であるInfiniBandを用いたものでは対応が見られるが,Ethernetを利用したものや標準APIといったところではまだまだ開発段階である.
Windows PCクラスタとLinux PCクラスタの性能比較
- 日時:2006年8月30日
- 著者:高畑 泰祐
- 概要:同じハードウェア構成のPCクラスタにおいて,OSにWindowsを用いた場合とLinuxを用いた場合での性能比較を行った.
本報告では演算性能とネットワークのスループット性能の2種類について,演算性能の計測にはHPL(High-Performance Linpack Benchmark)を用い,ネットワーク性能比較にはNetperfを用いた.
計測により得られた演算性能差は,HPL理論値の約10%Linuxが勝っており,スループットにおいてはプロトコルによって差異が見られた.